よみがたり よみおどり Workshop


絵本ってすごいなあと思った。 本をめくる動作、小説よりも短い文章なのに、そのページの絵から、登場人物の動きまで想像できる時もある。絵から目にパッと入ってきて想像もしていなかった物語の展開に出くわしたり、それを読んでいる人。聴いている人。声と視線。絵本のよみがたりに集中しているのに頭の中で、想像していたりもする。絵本の物語が自分がみてきたこと、映像や、体験になってしまう錯覚。動作、絵、声、物語。舞台を創るプロセスにとても似ている。ちょっとした稽古かもしれないし、本番かもしれない。 絵本から想像することを表現、舞台芸術体験にできないかなあと インスタレーションの得意なキャンドルアーティストと図書館協議会の才津原さんに伊万里市民図書館をご紹介していただきはじまったプロジェクト。 ご近所の自然豊かな里山で自然農を営まれる才津原さんには、絵本に出てくる森を表現したく、薪をお借りした。見た目とは裏腹に恐ろしいほど重たい薪を大量に運んでくださった。 図書館館長を長年務められた才津原さんは、重たいものを運ぶ術がある。大量の本を運ぶお仕事から身につけたのだという。良書を残すこと、古い本の管理、オススメの新しい本、市民のニーズを対話で知ること、おすすめすること、誰でも見やすい高さや配置、交流が生まれる人の流れができる図書館建築など、図書館がみんなのためにどうあるか、司書さんがどういったお仕事をされているかを、教えてくれた。 図書館という場所を本当に愛してる方です。 そんな才津原さんが、 全国屈指の素晴らしい図書館とご紹介してくれたのが伊万里市民図書館でした。 伊万里焼きの町。伊万里焼きの資料のアンティークな部屋や、登り窯に見立てた洞窟のようなよみがたり部屋、司書さんの本への愛が感じられる会話、吹き抜けの明るい図書館。 よみがたり よみおどり 伊万里市民図書館で一番こだわったのは、登り窯のお部屋の演出です。洞窟に入っていく緊張感と、天井の天の川のライト。これをどう、えほんの物語と、参加してくれた方の動作と結びつけるか。演出がとっても楽しかったです。 子供達が主体的に小道具を選んだり音を鳴らしたりライトを動かしたりする姿を見て 嬉しかったです。ブラッシュアップしてコロナがあけた暁には、ぎゅっと集まって創る喜びを一緒に感じたいです。

3回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示